原作は4コマ漫画。
このアニメの大成功は「葬送のフリーレン」も手掛けた斎藤圭一郎氏の手腕に依る所が大きい。
自由度の高い多用な映像表現を活かしたギャグが縦横無尽に炸裂し非常に楽しく見れる。
劇中に主人公が参加するバンドとして曲を披露する「結束バンド」は実際にオリジナル曲を制作しアルバム発売やライブコンサートの開催もしている。その曲のクオリティは非常に高く、また喜多郁代役の長谷川育美のボーカルは声質も曲調にマッチしてる。
物語はふとしたことからギターが抜けたバンドに急遽参加を求められた後藤ひとりがそのコミュ障故になかなか溶け込めず苦労するもののメンバー達の支えを得て徐々に改善していく過程が描かれている。
恐らく原作よりは大幅に脚色されていると想像できるが、文化祭ライブ後は穏やかな日常系になって終わったので多少脱力感を感じた。
評価8/10